あざみ寮は、1953(S28)年、 年長女子知的障害児の職業指導施設として大津に
設立され、もみじ寮は、知的障害者福祉法の大改正を機に、知的障害者の入所授産
施設として、'69(S44)年に開設され、同時に、あざみ寮も現在地に新しく入所更生
施設として再出発することになりました。
同一敷地内にあるもみじ寮、あざみ寮は、授産と更生の要素をもちながら、
現に利用する人に合わせた援助、支援の方針をもって、以来、33年近くを経過。
とくに社会復帰を志向しながらも、なお長期に施設を利用しなければならないで
いる人たちに対して真に暮らしの場であること、生き甲斐としての働く場であることを
重視し、成人期にあっても、人格発達の見地から、障害克服につながる社会性の習熟、
文化的成熟の保障を重要と考えています。
利用者は両寮あわせて、男25名、女55名、年齢26〜90歳、平均年齢53歳('03.4)で、
加齢とともに健康面での不安定さは気になりますが、「みんなの役に立ちたい」、
「もっと勉強したい」という意欲をもち、成熟した集団を作っています。
仕事は、農耕、園芸、クリーニング(外部受注)、陶芸、織物、炊事のほか、
一部、外の仕事にも出ています。 |